ヌノビキチャレンジ、シガラキリベンジ

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「シガラキを掘ったなら次はヌノビキに行くしかない。」

こんな適当な思いつきとともに再び滋賀に行ってきました。
ついでに前回あまり揮わなかったシガラキやソタヤコンも再チャレンジしようという魂胆です。

前回と同じくN氏に加え、今回ははやぶさ氏も参加とのことで心強い限り。

ちなみにヌノビキオサムシは滋賀県の布引山周辺に産するイワワキオサムシの1亜種です。

まずは最初のポイントへ。
竹の混じった雑木林で崖になっているところを掘ってみる。
しばらくするとオサムシのエリトラが出てくるも死骸。
私は生きているのが欲しいのだ!と別の低めの崖を探して掘ってみるもカエル・・・。
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黙々と掘り進めるとついに・・・!
赤いオサムシがポロリと!
しかしメスなのでどうにもパッとしない。(写真撮り忘れ・・・)
オサムシはやはりオスを採らなければ面白くないと思う。

その後続かず車に戻るとはやぶさ氏が毒瓶にオサムシを数頭入れて帰ってくる。
これが経験の差か・・・。

気を取り直して次のポイントに移動し、掘ってみるとわりとすぐにオサムシが落ちた。
これを機に、さっきまでの採れなさは何だったのかと思うほどたくさん出てくる。
ほどなくして黒い個体や緑の個体も出てくるように。
三色揃って美しい・・・。
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こんな崖からも・・・
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ヌノビキ
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合わせて20匹以上を採集し上々。
かなり満足したがこの時点でまだ12時半ほどだったので、欲張ってシガラキの前に滋賀のイワワキも見に行こうということに。


思えばこれが運の尽きだったのかもしれない。


しばらく車を走らせ窓からいい感じの崖を見つけては掘る。

しかし掘れども掘れども出るものは有らず。
やはり欲張ってはダメか・・・。
二兎を追うもの一兎・・・は得たが二兎を得るのはなかなか難しい。

どう頑張っても出てくる流れではなかったので、ターゲットをシガラキに戻すことに。
まずは数年前にはやぶさ氏がシガラキを掘ったというポイント。

が、肝心のポイントを忘れてしまったようで、周りにある適当な崖を崩してみる。
すると毎度おなじみのオオオサムシが落ちてきた。
おなじみと言えども何も出ないときに出会うと少し嬉しくなる。

オオオサに浮気をしていると今度は本命のシガラキが・・・!


半分になって落ちていました。
しかも黒色のオス個体・・・。
ゲンナリしながらも交尾器を標本にするために一応持って帰る。

その後オオオサとシガラキのメスを1匹ずつ追加し、別のポイントへ移動してオビモンマグソやマイマイなどをつまむ。


ここからが本当の悪夢。


シガラキがあまりにも出ないため、数日前にはやぶさ氏が行っていたポイントへ向かう事に。
本来ならシガラキをタコ採りして河川敷にてソタヤコンを探している時間だったのだが・・・現実はそう甘くない。

そのポイントはすでに掘ってあるため、山の反対側に行って場所を探す・・・


探す・・・



探しても崖が見つからない・・・



次第に日没が近づきうす暗くなる林道。


昼過ぎまでは皆ライトを持ってきたので晩まで掘れると意気込んでいたのが嘘のよう。

とりあえずシガラキを落とすことに必死になっていた。



すると目の前に先ほどとは違う輝きを放つ崖が現れた。

車内はなぜか狂気に満ち、運転手のN氏が「ここは女子高だぁ~!」とか言い出す始末。

これ以上暗くなると崖を探すのが困難になるため、ここに決めてライトを装着し掘り始める一同。


・・・




・・・・・・・




出ない・・・!!!



環境は悪くないはずなのになぜかスジアオゴミムシしか出ない。


何故だ!!
これではあんまりだ。

真っ暗になるまで粘るつもりが、あまりにも出ないため崖が終わってしまった。

女子高だと思って入ったら男子校だったような喪失感。


始めのヌノビキは「採れるかな・・・ドキドキ」なんて謙虚な気持ちだったからたくさん採れたのだ。
そこから欲を出しイワワキだのソタヤコンだの言い始めたため見放されたに違いない。

人というのは思い通りにならないと次第に怒りを産み始める。
そうやって崖に怒りをぶつけ始めたらもうお終いだ。

そんなことを思いつつ崖のど真ん中などを不意に崩してみると・・・スジアオ



ではなくなんとシガラキだった。

こんなの絶対おかしいよ!なんて言いたくなるような状況。
そこから真ん中を掘り、それぞれ1匹ずつ出した。

結局ここは工業高校だったということで落ち着いた。

オサ掘りというのは出れば疲れなんて吹き飛ぶが、出なければ倍の速度で疲れが溜まっていくもの。

凝りずにそれから真っ暗な河川敷に繰り出すも、前回のように1発でヤコンを掘りだすなんて奇跡のようなことは起こらず、疲労を蓄積させるだけとなった。

ここで気力も空腹も限界となったため、来来亭の野洲本店に行きラーメンを食し解散となった。
疲労困憊の中、なぜか両手をあげてピースをしているはやぶさ氏。
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疲れた体に染みわたるこのラーメンのうまさは如何とも表現しがたい。

こうして今回の採集は午前中が大成功、午後は大敗となったのであった。


長時間運転してくれたN氏、ポイントを絞ってくれたはやぶさ氏には本当に感謝です。
N氏、西表では僕も頑張るからね!
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