フェモラータオオモモブトハムシ編

1/4は松阪にフェモラータのゴールを採りに行きました。

フェモラータオオモモブトハムシは元々東南アジアに広く分布する大型のハムシで美しい金属光沢を持ちます。
それがどういうわけか日本の三重県の松阪市の某河川のクズで発生しているのです。
近くにあったペットショップからの脱走(放虫?)が有力とされていますが、詳しいことはよく知りません。
そんなこんなで食草がクズというありふれたものだった事も影響してか見事に定着してしまったようです。


実は10月にも採りに行っており結構な数を採ってきたのですが、後輩が是非採りに行きたいとの事だったので再び行ってまいりました。

場所はもう分かっており軽く採れると分かっていたので、ついでに河川敷でイセオサムシも探そうかという感じでした。

松阪まで高速が無料区間になっているので非常にありがたく、1時間ほどで到着。
着くや否やそれはもうすぐに見つかります。
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どこを見てもゴールだらけ。
30分もうろつくとこんな感じ。
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これでもほんの一区画での成果で、この川のクズにどれだけいるのだろうと恐ろしくなります。

ちょうど昼ぐらいになったので少し移動し昼飯を食べ、少し離れた隣の川へと行くことにしました。
が、しかしなかなか思っていたような環境ではなくイセオサムシは望み薄。
一応ヤナギとか生えていたので掘ろうと近づくと・・・・




あれ、さっきまで腐るほど見ていた芋みたいなものがぶら下がっているではありませんか。
念のため割ってみると・・・


いました、フェモラータです。
よく見るとここも辺り一面ゴールだらけ。
下手するとさっきより多いかもしれません。
とりあえず見つけてしまったものは仕方ないので採りまくることに。
結構いい土産になります。


絡みついてこんなになってるゴールとか・・・。
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一つのふくらみに2~3匹入っていることもあるのでこれだけでも10匹ぐらいでてきそうな予感。

結局この調子でゴールを採り続け、最初の写真の倍ぐらいの量を確保。
が、重い。
これを持って電車で奈良に帰ることを考えて軽く鬱になりました。
そんなゴールは電車内で温まりクモが出てくるというハプニングがありましたが、無事に持って帰り玄関先に鎮座しています。


この間行ったときには確かに多かったもののここまで深刻には考えていませんでした。
外産の虫が近くで採れるなんて!という感じで少し喜んでいたのも事実で、今回もそんな楽観的な考えで行きました。
しかし情報はあったものの隣の河川にまで侵食していっている状況を目の当たりにし、相当な危機感を覚えております。
東南アジアの虫が特に暖かいというわけではない三重に定着するなんて考えてもなかったですし、そのうちいなくなるのだろうと思っていました。
でも見る限りでは衰える様子はなくどんどん広がっているといった感じで、クズなんてどこにでも生えているような植物なら歯止めをかけるのは不可能でしょう。

このままどうなっていくか見守る事しか出来ないのでしょうが、これ以上広がらないように気つけねばなりません。
今後が要注目です。
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