シガラキオサムシ

世はクリスマスというものを楽しんでいる時、私は滋賀県にてオサ掘りをしていました。
狙いはシガラキオサムシ、信楽周辺に棲むマヤサンオサムシの亜種です。
滋賀の地理は良く分らないため友人のN氏に案内してもらいました。


まず1つ目のポイントは以前N氏がシガラキを採ったというところ。
昼ごろまでここで粘ろうと思いしばらく掘るが全く出ない。

1時間ほど掘ったところでこいつ。
一瞬、”あっ!”と思いましたが・・・
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オオオサムシ・・・エリトラの青が綺麗な常連さんです。
亜種も変わらず何とも言えないですが、ヌルは回避。


それからは何も出ず、ポイント変更をしようと車に乗り込む。
車内で相対性理論を流していて少しテンションが上がる。


昼も近いので少しばかり食べ物を腹に入れ、次のポイントへ。
しかしなかなかいい崖が見つからず、移動しては掘りの繰り返し。

しかもスコップが壊れてしまい、根掘りを使わざるを得ないという状況にやる気をなくしつつ、そのうちの1か所で鹿のフンを発見。
しかも少し穴があいている・・・。
冬マグソの香りをかぎつけよく見てみると・・・
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オビモンマグソコガネ
セマダラじゃねーのとか話しながら何気なく採ったものですが、なかなかに珍しい種類でした。
この辺は奈良と滋賀にしかおらず、島根と広島に飛んで分布しているようです。

もう1種はチャグロマグソコガネ。
これは普通種のよう。

冬マグソは初めてだったので結構満足しましたが、残念ながら本命が採れておりません。

途中でホームセンターを見つけ新たに相棒を購入。
何だか少しやる気が出てくるもこの時既に15時といったところ。
急がないと日が暮れてしまいます。

車を走らせ、少し崖が見えたので突っ込んでいきとにかく掘る。





掘る。







掘る・・・!!






・・・・・・・。






私「ああああああああああああ!!!しがらきやああああああああああ!!」


N氏「マジすか!」


私「ちょ、ちょっと写真撮るから車のキー貸して!」



といった具合で出てきたのがこちら。
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本命のシガラキオサムシ。
といってもマヤサンと何ら変わりません。
しかしこの子、男の子なのでゲニが抜けるのです。
ゲニというのはゲニタリア(genitalia)の略で♂交尾器のこと。
つまりは・・・そういうことです。

この後日が暮れるまで掘り返すも追加は出ず、変な大きなキノコが凍ってたのと朽ち木を割ったらヒメバチが出てきただけでした。
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寒いのでとりあえず車に乗り込み、

N氏「これからどうしましょう?」

私「まだ17時半かぁ・・・ソタいるんなら欲しいなぁ・・・河原行かん?」

N氏「行きましょう。」

もう真っ暗な中明りのない河原に行くという無茶振りに応えてくれるN氏、大好き。

ソタヤコンオサムシはヤコンオサムシの亜種で滋賀にもいるみたい。
どうも家の近くのは普通のヤコンっぽいので採れるなら欲しかったのだ。

少し走るといい感じの河原を見つけ、適当にヤナギの根元を掘ってみる。
すると1発でヤコンが出てきた。

幸先いいがメスだったので種類が分らない・・・。
オスを探すも真っ暗でライトの明り一つでは厳しいものがあり、諦めて帰ることに。
採れたヤコンはソタであることに賭けよう・・・。

そんなこんなで駅に着くとすぐさっき行ったばかり。
30分ほど電車はなく、寒いホームでひたすら待っていました。


数は採れませんでしたが、いいクリスマスになったと思います。
ずっと運転、案内してくれたN氏に感謝です。
またリベンジに行こうと思います。
その前にスズカオサ行きたいなぁ・・・。
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