「ほっ」と。キャンペーン

皆様ご無沙汰しております...


ええ、またです。


人というのはいい加減なもので、やると言ってやることなんてまぁ滅多にないですよね。
尻に火がつかないと何ともならないのです。


私自身新しい環境に戸惑ってなかなか時間がないというのは事実なのですが...


というわけできっと更新します。


・関東オサ掘り遠征
・第四次沖縄遠征
・ギフチョウ


暖かい目で見ててね!


それではこの辺で。
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# by C-314 | 2012-05-05 01:16 | 雑記

ミカワオサを初めて採ったのは一昨年の始めだっただろうか。
その頃は崖を見つけるまでのスキルはなかったため、河川敷が採りやすいだろうと考え名古屋市内の河川敷を掘り返した。
ビギナーズラックというやつか、3時間ほど親を待たせた挙句、最後の最後で1匹のオスを出すことが出来た。
車に戻ると「こんな1匹のためにここまで来たのか」と言われ、返す言葉もなくただただ己の力不足を嘆いたのであった。

それから2年の月日が流れ、オサムシに関しては何かとレベルアップした(と思っている)私はミカワオサをリベンジすることを決めたのであった。

今回のポイントとしては
・崖から出す
・駅から歩きで行ける範囲
の二点である。

いつも通りGoogleマップで目星をつけ、ストリートビューで崖がありそうな環境かを確かめる(←見れるところは少ないが結構便利)。
もし確認せずに行って崖がなかったり針葉樹ばっかりだったら激萎えである。
車だったらすぐに移動できるが、電車だとそうはいかないため場所選びは慎重に行う必要がある。
そんなこんなで場所が決まったら次の日に出陣である。


2012年3月1日 愛知県某所

午前9時半、駅に降り立つ。
雨は止み、程よい湿度を保った暖かい朝である。

すぐさま昨日目星をつけたところまで歩き、どのような環境かを確かめる。
昨日しっかりを調べたおかげかすぐさま崖が見つかった。

見つかったのだが表面の土が...削られている。
ひと月ほど前に同業者が入っていたようだ...
そりゃあこれだけ環境が整っていたら来るよなあ...と考えつつ、掘り残したところを探す。
崖の方はしっかり掘られているが、岩の隙間に溜まった土などは手をつけられていない。
これは予想以上の苦戦である。
昼までに二桁出して、早めに切り上げたら河川敷にヒメマイマイを探しに行くんだ...などと浮気な考えをしていた罰があたったかと考えながら掘り進めること1時間...
溜まった土を退けると...


ポロっ

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おおおおおやっと出た!
手こずらせやがって

オサ掘りをしていると先に出るのは大概メスなのだが、今回は幸先よくオスが出た。
これで調子に乗って一気に10匹だなどと浮かれ気分になる。


が、現実はそう甘くない。
全然出ない、出るのは涙ばかりである。
こういうときは、先に掘った人も出なかったはずだと思うと少し気が楽になる。
これだけ崖を崩して1匹も出ずに肩を落としながら帰ったなと、そう考えながら掘るのだ。
ひたすら掘り、左手にパンを持ち食べながら掘り、するとようやくメスが出た。

続けざまにオスがこんにちは。

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待ってましたよ。

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ここまで3時間ほど掘って3匹である。
ウガタとの不毛な戦いを思い出す。
一日掘って1匹というあの罰ゲームを私は忘れない。

時間はおよそ13時、河川敷に場所替えするなら今が頃合いだろう。
あと30分掘って出なかったら移動しようと考え、崖を探す。

神も私を憐れんだか、ここでいい具合の崖を発見。
すぐさま掘る。
掘る!

1point!

2point!

3point!

我ながら見事な掘りであった。
3匹追加し、意気揚々と掘り進める。
既に電車などという考えはなく、掘る機械と化していた。

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この一帯は崖が多く、人目もないためガンガン行ける。
奇声を発しながら掘る私は我ながら異常であった。

しかしこの後、予想だにしない悲劇が襲う。


相棒を振り上げ、崖を削る。

クシャア...1hit!
(欠ける左翅)
Oh...
まぁ、仕方ない


ペキッ...2hit!
(抉れる腹部)
ないわー...


サクッ...3hit!
(もげる触角)
えっ...


グシャア...4hit!
(転がる腹部)
おいおい...


まさかの4hit。
さすがにこれにはゲンナリ。
ここまで当てるのは逆にすごいのではないか。
いや、全然嬉しくないのですが...

完全にやる気を失った私は冷静さを取り戻し、かなり慎重に掘りだし1匹を追加。
我に返った私を6時間分の疲労が一気に襲う。


...家に、帰ろう。



こうしてミカワオサ採集は幕を閉じた。

家に帰ってから数えるとオス8匹メス3匹で、完品は3匹しかいなかった。

言うまでもなく、その晩私は枕を濡らしたのである。
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しばらくログインしていなかったので分からなかったのですが、どうやらコメント禁止の設定になっていたよう。

以前からなのか最近なのか分りませんが、もし出来なかった方がいたらごめんなさい。

設定を直しておいたのでもう大丈夫だと思います。


以上です。

明日はミカワオサ!
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# by C-314 | 2012-02-29 22:48 | 雑記
御覧の通り、この体たらくである。
前回の更新からもう1年が経とうとしているではないか。
沖縄の更新をすると言い残し、忙しさにかまけて有耶無耶になっていた。
というのは嘘で、単に行った日にちが多すぎて面倒くさかっただけである。

三日坊主ほど早くはないが、比べたところで五十歩百歩といったところであろう。

言ってしまうと、どうせ誰も見やしないんだから更新しても仕方ないだろうと思っていた(表)。
しかしつい先日、知り合った一人の少年が「ブログ更新しないんですか?」と聞いてきたのである。
私としては読者がいたことに驚きを隠せず、また写真を撮っていないから更新できないという裏の事情をひた隠しにしていた自分が恥ずかしくて仕方がなかった。
また、リンク先の皆様や定期的に見させて頂いているブログの方々にはいつも情報を貰ってばかりで、何だか申し訳ないなという気持ちになってきたのもある。
こんなブログでも誰かの役に立つのであれば、それだけで十分ではないだろうか。
こうして少年の一言に元気をもらった私はもう一度このブログを更新しようとパソコンを立ち上げたのであった。




二週間後...

そう、つまり今である。
再び迷宮入りするところであったこの気持ちを思い出し、しかしログインパスワードは思い出せず、このキーボードを叩くのである。
それではどうぞ、河川敷のマイマイカブリ採集(テンプレ)。



2012.2.27 三重県鈴鹿市


いきなりだが、私は河川敷採集が苦手である。
何故だか今まで良い思いをしたことはない。
河川敷にはマイマイカブリが沢山いるとか聞くが、出て来た試しなどない。
単に私が下手なだけだろうが、唯一得たものとしては一昨年のミカワオサぐらいである(ちなみに1頭)。
そんな状況を打開すべく、私は相棒に跨り河川敷に向かったのである。

というのが後で考えた理由である。
実際は鈴鹿市産のスズカオサを探しに行こうとしたが、寒すぎて途中の河川敷で妥協したというものだ。

余談が過ぎた。
河川敷の草原に相棒を止め、イバラをかき分けヤナギへの接近を試みる。
聞くところによるとヤナギの根元のゴミだまりの中や、木のうろに頭を突っ込んでいるとか。
とりあえず根元にあるゴミを退かしたりしてみるも、やはり出てくるのはゲジぐらいのものだ。
早くも嫌気がさし、暖かさを越えて暑いぐらいの日だまりをひたすらうろついていた。

するとどうにも具合の良さそうな朽木が現れた。
崩して下さいと言わんばかりだ。
はいはい、それでは頂きます。

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何だ、俺でも出るじゃねえかと見事なテンプレ1号。


アオゴミも一緒に。

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見にくいかな、左端の方にマイマイがいます。

しかし結局出たのは1匹。
いまいち揮わず。

再びうろうろしていると今度は少し小さいが洞を発見。

枝を拾い、中をつついてみる。
腐った木の柔らかさの中に何やら硬いものが。
持ってきた懐中電灯で覗いてみると...


-画像がないため想像してください-


出ましたテンプレ2号。
3匹仲良く頭を突っ込み、頭隠して尻隠さず状態。
穴が小さいので枝を箸のように使い引きずり出す。

さらに近くの朽木を割ると...

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マイマイだと思った?残念、アオゴミちゃんでした。
4つ並んで可愛らしい。

アオゴミもきっと数が少なければ珍品美麗種だったこと請け合いである。

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日に照らされた彼らは美しく、何故か1頭採集してしまうのでした。

ちなみにマイマイは1匹追加である。

実質1時間ほどしか採集していないが、河川敷のテンプレを満喫したので本題のスズカオサへ向かおうとした。

山へ向かって相棒を走らせる。

迎え撃つ風。
先ほどとは打って変わって恐ろしいほどに冷たい風。

それほどに情熱的でない私の心はこの風によって簡単に砕かれ、家から40分も離れたロー○ンで東京行きのバスの振り込みをして帰ったのであった。






以下余談


実は去年の年末から今年の年始にかけて、いろいろとオサ掘りをしてまいりました。
(面倒臭い&写真がないので)簡単にまとめると...

2011.12.23 金剛山 イワワキ×3 ドウキョウ×1 オオオサ×3
2011.12.25 枚岡   ヤコン×10
2011.12.29 鈴鹿市 ヌノビキ×10前後 オオオサ×2
2011.12.30 鵜方   ウガタ×1
2011.12.31 養老   オオオサ×1 クロナガ×1
2012.1.2   四日市 ヌノビキ(ハイブリかも)×20程
          四日市 スズカ×20程
2012.1.3   海津市 ヨウロウ×20程 オオオサ×1 クロナガ×1

といった感じ。
怒涛の勢いで掘り、それなりに出してきました。
今年の目標はマヤサン亜種をコンプすること(残りウガタ♂とタキハラ)とイセ・シマ・キイを採ることです。
掘りに行けそうだったら掘ってもいいのですが、今のところトラップで狙う予定です。

3月1日(明後日)はミカワオサを掘りに行く予定です。
電車なのでいまいち場所が選び辛いですが...何とかなるでしょう。

3月8日~12日は東京周辺を攻める予定です。


以上、余談でした。
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沖縄3週間の旅から帰還して早3週間といったところですが、ブログを更新する機会がなかなかありません。
嘘です、3週間分を纏めるのが酷く億劫なのです。

全体的に気温が低く、西表の一週間なんかはほとんど雨に泣かされました。
狙っていたものは全くと言っていいほど採れず、いわゆる普通種すら発生していないという状況の中、それでも南の虫はある程度採ることができました。

いずれまた詳しく書くと思います。
暫しお待ちを頂ければ幸いです。



今回は沖縄に行く数日前に行ったフチグロトゲエダシャクの採集記。

3/13

蛾屋の後輩である俺人虫君に出会ったのが去年の新学期の頃。
もちろんその時はすでにフチグロトゲエダシャクの発生は終わっており、それから約一年待ったこの日。
天気のあまり優れない日が続く中、天気予報に現れた気温の高い晴れマークの日。

15日の沖縄行きまでにあまり時間が無かったため、彼と相談して連れて行ってもらうことに。

ポイントが遠いためいつも通り彼の家に泊めてもらい、朝早くから出発するという予定になる。

6時に起床し、車に乗ること2時間ほど。
どこだったかのトンネルを抜けると一面雪景色に変わる。
久しぶりの雪にさすが日本海側だと感動するも、今年は雪が多かったので、もしかしたら発生地の河原も雪で覆われているのでは・・・という良くない想像が頭の中を過る。

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ポイントに着くなり彼が発狂し始めた。
どうやら去年居たあたりが少し開発されているとのこと。
心配していた雪も結構残っており、出鼻を挫かれた感じになる。

天気は良いだけに余計悔しい。
開発を逃れたあたりをうろついていると彼がまた発狂し、いきなり走り始めた。

あまりの状況に気でも触れたかと思って見ていると、「いました!」と叫ぶ声が。

その声に釣られ私も発狂し走って向かう。

覗き込んで見ると、彼の網の中には紛れもなく”それ”が入っており、初めてみる可愛さと美しさに思わず雄叫びを上げた。

しかし彼はその網を裏返し、中にいたふっちーを逃がしてしまった。
飛んでいく様子を茫然と眺めていると、彼は「羽化不全で翅が変でした。」と一言。

ならば仕方ないと発生していることは分かったので探しにかかる。

しばらく歩いていると土手になっているところを飛ぶ一匹の淡い色の物体が。

あわてて走るもフユシャクとは思えぬ速さで上へ飛んでいく。

間違いない、やつはこの土手にいる!とかアホなことを思いつつ視線を前に戻すとこちらに飛んでくる姿が。


狙いを定め、網を一振り。


覗き込んで見るとそこには完品のふっちーが。

あまりの嬉しさになぜか周りを確認してしまった。

ふと正気に戻ると目の前をもう一匹飛んでいるではないか。

さきほど採ったのを〆ることもせず、もう一匹を捕獲。

網の中に二匹も入っているこの贅沢な余韻をしばらく楽しみ、彼らをそっと三角紙に包み込んだ。

その後も何匹か追加し、ここでやっと写真を採っていないことに気がつく。


網をカメラに持ち替え、撮影を試みるも止まってくれる気配など微塵もない。

そのまましばらくうろつくも、どうにもダメなので再び網に持ち替える。

すると〆そこなった一匹が網から逃げ出し、近くの草に止まった。

これはチャンスとカメラを取り出し、撮影開始。

痛みはなく、綺麗なオスだった。
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何度か飛んだり止まったりを繰り返し、たくさん写真を撮らせてくれた。

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その後風が強くなってきたので車に戻る。

あまりの暑さに車に置いてきたおにぎりが腐っていないか心配だった。

遅い昼食を取り、帰宅となった。

予てから見たいと思っていたフチグロトゲエダシャクに出会えて嬉しい限り。


運転してくれた俺人虫くんに感謝です。
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